このページでは大阪府同窓会の活動について終了後に報告させて頂きます。これから行われる予定につきましてはトップページを御覧下さい。
令和5年4月16日(日)定例総会終了後、大阪府歯科医師会館第6会議室において令和5年度臨時総会が開催された。
外山専務司会のもと北埜副会長が開会の辞を述べ、木田会長が挨拶した。
木田会長挨拶(要旨)
新しい年度の総会となる。今期は1期生の北埜先生および2期生の三上先生にお願いし副会長になっていただいた。と言うのも昨年開催した会員の集いにおいて1期生、2期生のご出席がゼロであった。これではいけないと思い、何とかお力添えいただければとお願いしたところ、快くお受けくださった。
机上に役員名簿を配布させていただいているが、北埜先生が1期生、谷村先生と家入先生が37期生。我々の同窓会組織においても伝統を感じるようになった。今後は1期生、2期生、3期生の先生方に昔のようにたくさん参加していただき、盛り上げてくださればと思っている。この2年間執行部一丸となりで会員の皆様のために精一杯頑張りたい。何でもご要望があればお応えしたい。地区にも出向かせていただく。
また太田先生が中央に行かれ日歯連盟の会長になられる予定だ。これからは連盟の力が必要となる。同窓会、歯科医師会、連盟が一体となり諸問題に対峙していくことが求められる。今後ともご協力いただくようお願いしたい。
報告では名簿をもとに令和5・6年度の役員が紹介された。
議題においては、①本部同窓会代議員に7期生の堀田先生、小倉先生、永田先生を選出 ②選挙管理委員長に8期生の鍋 先生を選出 ③その他として「LINEグループを作成し役員の連絡網とする」、「基本的に理事会等は日曜日の朝10時から府歯会館で行う」、「必要に応じてZOOM会議を利用する」ことが協議され、承認された。
さらに、意見交換では効率的な会費徴収のため各地域ブロックでの呼びかけ、同期会の開催等の提案があった。また、会報に同封した会費引落承諾書がすでに8通郵送されてきたことが報告されたが、「記入例や返信用封筒も挿入してはどうか」という意見もあがった。
最後に三上副会長が閉会の辞を述べ臨時総会は終了した。
令和5年4月16日(日)午前10時30分から大阪府歯科医師会館第6会議室において令和4年度定例総会が開催された。
多名部副会長が開会の辞を述べ、木田会長が挨拶に立った。
木田会長挨拶(要旨)
ようやく一期目を終えることができた。昨年は在阪各歯科大学同窓会懇談会という大きなイベントがあった。それを無事成功裏に開催することができた。皆様のご協力に改めて感謝申し上げる。また会報誌についても素晴らしい内容の会報を出すことができた。
毎回言わせていただいているが、同窓会においては会費徴収に苦労している。そこで本部同窓会は卒業と同時に親御さんから30万円を徴収するという手段を考え出した。卒後に集めるのは大変ということで卒業時に振込んでもらうという方法だ。何とかその中から地区交付金として拠出いただくことを提言してきた。
我々大阪府同窓会においても、7期生が65歳、1期生は70歳を超えられる。したがって本来なら終身会員として会費の減免があってもおかしくない。ところが1期生から7期生までの皆様の会費が全体の50%弱の比率を占めている。これが無くなると同窓会を存続できない。1期生から7期生の先輩方にはもう少しご辛抱願いたい。
府歯においては次期会長に深田現会長が立候補された。今府歯においては医療DXが大きな課題となっている。紙レセプト以外のほとんどの先生方にオン資の機械を注文いただいたが、なかなか届かない状況だと聞いている。国は医療DXを大きな流れで推し進めてきている。それに対しての分かりやすい冊子を府歯で作成したのでご活用いただきたい。
本日の総会でのご審議をよろしくお願い申し上げるとともに、今後ともご協力のほどお願い申し上げる。
続いて村橋常務が議長に選出され、まずは令和4年度の会務報告が行われた。次に令和5・6年度の会長、監事選出について鍋 選挙管理委員長より木田会長、中西監事、野口監事の当選報告があった。
議題として①令和4年度 会計収支決算及び監査報告 ②令和5年度 事業計画 ③令和5年度 会計収支予算 が上程され審議された。担当常務より丁寧に説明がなされた後、決議が行われ、すべて可決承認された。
その他の連絡事項として10月14日(土)15時から学術講習会(7期生 宮木先生による講演)、16時から理事会、17時30分から会員の集いを開催するとの案内があった。場所はホテルモントレ・グラスミア大阪、府歯会長ならびに専務、在阪同窓会会長、関連業者を招待し、200名規模の会にするとの説明があった。
最後に小倉常務が閉会の辞を述べ定例総会は終了した。
令和5年3月26日(日)午前10時から府歯第6会議室において医療保険講習会を開催いたしました。冒頭、木田会長は「本日講師をお願いしている寺澤府歯常務理事は医療保険のスペシャリストです。尚且つ非常に解かりやすい講演をしていただけることで有名です。しっかり勉強して帰ってください」と挨拶し、講師を紹介しました。
寺澤一男先生 講演内容(要旨)
1)P処について、歯周病処置14点の留意事項通知について
2)医学管理について、有歯顎で有病者であったら主治医に手紙を書こう
この他、近隣の歯科医院が急に廃院となった場合の補綴物装着における請求方法などポイントをおさえた講習会となりました。
木田会長が挨拶で触れられたとおり、大変解かりやすく、明日からの診療に繋がる貴重な講習会でした。
今後も医療保険講習会は適宜開催させていただきます。皆様の多数のご参加をお待ちしております。
3月26日(日)午前11時30分から第3回理事会が開催された。これまでの2回はWEB開催となっていたが、久しぶりの対面での理事会となった。
上田専務司会進行のもと、まずは木田会長が挨拶に立ち次のように述べた。
木田会長挨拶(要旨)
私の任期もあと僅か。4月1日には新しい会長、監事が選ばれ新執行部が発足する予定だ。
今年度の活動においては、まずは在阪各歯科大学同窓会役員懇談会が無事に終了したこと、これが私の一期目の執行部での大きな仕事となった。皆様方に多大なるお力添えを頂戴し盛会裏に懇談会を行うことができた。改めてお礼申し上げる。
府歯におきましては深田会長がもう一期続投されることになった。今後とも府歯と同窓会が一体となりともに事業を進めていくべきかと考えている。
4月16日(日)に定例総会を開催する。今回はそれに向けての理事会となる。ご協力のほどお願い申し上げる。
続いて上田専務から対外関係ならびに対内関係についての報告がなされた。
協議では、令和4年度会務報告ならびに会計収支決算について担当常務より説明があった。そして令和5年度事業計画(案)とともに理事各位にご確認いただいた。
この中で、寺内渉外担当常務より「此度は広告掲載募集において大変苦労した。岩崎常務にも頑張っていただき、何とか現状維持となった。協賛いただけそうな会社があればお知らせ願いたい。会費徴収は待ったなしの状況、何か動きださねば」と問題提起があった。これに対し木田会長は「本部同窓会も会費徴収に苦労しており、徴収方法を変えると聞いている。支部にもお金が回ってくる仕組みができないか申し入れている。大阪では65歳あるいは70歳になっても会費免除ができない状態。何らかの方策をとらねばと考えている」と応えた。
また、ホームページ改編、リニューアルのために6~7万円の予算を拠出する旨承認された。
さらに次年度の予定になるが、10月14日(土)15:00~16:00に学術講演会、その後に理事会、そして17:00~会員の集い(新入会員歓迎会)を行う。場所はホテルモントレ・グラスミア大阪にて。府歯会長、専務もお招きしたいと木田会長が案内した。
広報担当から、今般の会長・監事選挙結果を会報とともに送付するため発送が少々遅れる。会費振込用紙も同封してはどうかと提案があった。
続いて森川日歯連盟常任理事より中央の動きについて説明があった。とりわけ太田前府歯会長が日歯連盟会長に就任される予定であり、大阪が結束する必要性を説き、協力を求めた。
最後に松井副会長が「いろいろと問題点もでてきたが有意義な会議となった。気持ちの共有ができる会をこれからも目指して進んでまいりたい。そのような意思を皆で本日確認できたと思う」と閉会の辞を述べ理事会は終了した。
令和5年1月28日、恒例の堺地区新年会を3年ぶりに「かに道楽堺店」にて開催いたしました。
当日は大阪府同窓会 木田会長と堺市歯科医師会 中西会長(6期)をお招きし、ご挨拶を頂戴し、その後木田会長より医事相談についてのご講演していただきました。ありがとうございました。
令和4年12月10日(土)午後6時よりリーガロイヤルホテル大阪「ロイヤルホール」にて第43回となる在阪各歯科大学同窓会役員懇談会が開催された。
当番校は我々朝日大学であり、上田専務司会のもと、堀田副会長が開会の辞を述べ、木田会長が挨拶に立った。
木田会長挨拶(要旨)
今回が3年ぶりの開催となった。もちろんコロナの影響である。インフルエンザ、コロナを合わせると1日に70万人の感染者がでるとも言われている。まだまだ予断を許さない。
今回の開催にあたり、これまで当番校が赤字分を補填してきたという歴史があったが、此度は事前見積りを出席者数で均等割りいただいた。それに加え、メールを活用した連絡方法など経費節減に努めさせていただいた。まだまだ継続審議となっている課題もあるが次期当番校にお任せしたい。
さて、政府の骨太方針に6年連続で歯科に関わる文言が取り上げられ、しかも年々内容が濃くなってきている。口腔の健康は、健康寿命の延伸や医療ニーズの総量を減らすことにつながる可能性が示唆されていることを国民、府民の方々が理解されてきている。
しかしながら医療現場においては高齢化への対応、院内感染防止策、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応と問題は山積している。このような時こそ大学、歯科医師会、さらには大学同窓会が一体となり力を結集する必要があると考える。
来年はうさぎ年、ますます皆様が飛躍されご活躍されることを願いたい。
次に来賓を代表し大阪府歯科医師会 深田会長が登壇し挨拶した。
深田会長(要旨)
府歯の歴代会長は「主権在会員」という立場で会務を執行されてきた。その精神を私も受け継いでいく。
また、日歯 堀会長が会長選に出馬される際「信頼の回復」「未来のビジョン」という目標を掲げその通り会務を執行されている。
そこで今は「利己」より「利他」をと考えている。利他に繋がるベクトルからミルクボーイの漫才「生きる力を支える歯科」「口腔機能低下症と検査の話」を制作した。いろんな場面でご活用いただきたい。そしてそれが受診率向上に繋がる。
今後ともますますのご協力をお願いしたい。
深田府歯会長の挨拶が終了した後、木田会長を先頭に在阪各歯科大学同窓会代表者が登壇し、次期大阪府歯科医師会会長選挙における推薦状を深田府歯会長に手渡した。
これを受け深田府歯会長は「ひじょうに重たい推薦状を頂戴した。Must(しなければならない)、Can(どうするのか)、Will(しっかり応えをだしたい)」と謝辞を述べた。
続いて次期当番校として松本歯科大学が紹介され、川路大阪府支部長による乾杯の発声、宴が始まった。
最後に中西監事が閉会の辞を述べ、懇談会は盛会裏に終了した。
令和4年12月10日(土)午後5時よりリーガロイヤルホテル大阪「桜の間」にて、各大学同窓会代表に出席いただき、懇談会直前の準備会を開催した。
冒頭、木田会長が次のように挨拶した。
木田会長挨拶(要旨)
ようやくこの日がやってきた。
今日が終われば肩の荷が降りる感じがする。それほど当番校としての重圧を感じていたに違いない。
府歯 会長・専務も今日の懇談会を楽しみにしておられる。どうか懇親の場としてご活用いただき、そしてお楽しみいただきたい。本日は何とぞよろしくお願い申し上げる。
続いてこの後開催される役員懇談会の次第について詳細を説明。とりわけ、推薦状の手交、贈呈についての進行手順について確認いただいた。
その後、10月に執り行われた準備会の会議録を確認し、継続審議となっている課題について次期当番校に引継ぎをお願いした。
また、今回は2次会を当番校負担で行うが、それについても均等割りでどうかという提案があった。継続審議としていただく。
10月30日、岸和田市の五風荘におきまして朝日大学歯学部岸和田地区同窓会を開催いたしました。当日は木田会長にお越しいただきました。
会長には大阪府同窓会会長になった経緯、これから大阪府同窓会がどうあるべきかをお話しいただきました。また大阪府医事相談についての講演をしていただきました。ありがとうございました。
令和4年10月8日(土)午後3時より府歯第6会議室において標記準備委員会が開催された。我々朝日大学を含め23校の同窓会代表者が出席し、今後の役員懇談会のあり方などについて協議を行った。
まずは木田会長が挨拶に立ち、次のように述べた。
木田会長挨拶(要旨)
今回の懇談会で43回目となる。私は35年前から出席させていただいているが、当時の府歯会長は奥野喜一先生であった。府歯の会長と話ができる会合であり、伝統と歴史のある懇談会であると認識している。しかしながら当時は府歯会長の話を聞くだけの厳しい会合であったと記憶している。
そのあたりの雰囲気を変えてくださったのが太田 府歯前会長である。親睦を図ることを大切にされ、意見交換できる場になったように思う。
この懇談会の目的の一つは府歯会長選挙の際に我々同窓会からの推薦状を手交するである。ところが実際には府歯会長選挙は長年にわたり行われていないのが実情だ。昔とは諸事情が変わってきていることも踏まえ、そろそろこの懇談会も変革していくべきかと考える。
先日ご回答いただいたアンケート結果をもとに資料を纏め、机上に配布させていただいている。有意義な会議となるよう忌憚のないご意見をお願いしたい。
その後協議が行われ、活発な意見交換、議論が展開され、以下のとおりとなった。
〇次期大阪府歯科医師会会長選挙の推薦について
大歯大代表者から「コロナ禍において府歯 深田現会長は精力的に会務を執行し、府歯を纏めておられる。現会長を引き続き推薦したい」と提案があり、全会一致で承認された。
最後に木田会長が「今回の協議を整理し12月10日(土)の代表者会にて提出させていただく。代表者会は17時から30分しか時間をとっていないため輪番や開催場所については次年度での継続審議とさせていただきたい。そして18時からは役員懇談会を盛大に開催したい。皆様と再会できることを楽しみにしている」と締めくくり、準備会は終了した。
9月17日(土)午後6時よりシェラトン都ホテル大阪にて「会員の集い」が開催された。台風やコロナ禍により過去3年にわたり中止せざるを得なかったが、此度は久しぶりの対面開催を挙行することができた。
上田専務司会のもと、まずは木田会長が挨拶した。
木田会長挨拶(要旨)
本日は多数の会員の皆様にご参集いただき感謝申し上げる。
先日、大阪歯科大学同窓会創立100周年の記念行事にお招きいただいた。凄く盛り上がっており、また多額のお金が集まったと聞いた。卒業生の方々が母校愛を持っておられる。そこが我々の大学と違うところであると感じている。その証拠に本日も1期生、2期生の方が来られていない。何とか3期生が1名おられる状態だ。このような状況では会費も集まらない。
会長を拝命して1年半が経過したが、同窓会ネットとの契約を解除し節約を重ねているところだ。少しでも多くの会費納入をお願いしたいが、同時に魅力ある同窓会を構築していかなければと考えている。
また近年若い先生方から「歯科医師会に入会したほうがいいのか」という質問を受けることがある。地域の公衆歯科保健活動をする上で入会は必須であるとお伝えしている。母子保健、学校保健など我々が活躍する場所は沢山ある。後期高齢者歯科健診も歯科医師会会員でなければ行えない。この健診を3件していただくだけで同窓会の会費も払える。
現在、日歯会員の平均年齢は64歳。10年経てば確実に歯科医師は減る。新たに歯科医師になるのが約2000名で、そのうち男性が1100名、女性が900名。10年後には多くの患者さんが医院にやってくる。
これらのことを踏まえても歯科医師会と同窓会が一丸となる必要がある。今後更なる協力をお願いしたい。
続いて同窓会本部の平田副会長が「愛知、京都につぐ3番目の対面での集いを大阪支部が開催された。大学での謝恩会や同窓会各支部での集まりが相次いで中止となっている。しかしWeb開催とした講習会や会議は出席率が高く、これはこれで継続していくべきかと考えている。今後とも同窓会活動へのご協力をお願いしたい」と来賓を代表し挨拶した。
そして大阪府歯科医師会が制作した「ミルクボーイによる漫才」が封切り(解禁)に先駆け披露された。
柿原顧問による乾杯の後、宴が始まった。中頃には43期から46期までの5名の新入会員の皆様が登壇し、それぞれ自己紹介を行った。
そろそろ終盤に差し掛かってきたところ、福祉部の先生方とともにサプライズゲストとして登場したのが歌舞伎役者の片岡進之介さん。見事にビンゴゲームを仕切ってくださった。最後に残った賞品は進之介さんとジャンケン大会に。結果、集いに先立ち学術講演会で講師を務められた安田恵理子先生がゲットを果たした。
しかしこれで最後かと思いきや、木田会長が特別賞を準備していた。ビンゴ、ジャンケン大会で何も獲ることができなかった新入会員を舞台上に招き、同窓会の未来を託しながら賞を手渡した。
最後に井ノ内副会長が閉会のことばを述べ、会員の集いは盛会裏に終了した。
令和4年度の学術講演会は、令和4年9月17日(土)午後4時より大阪府歯科医師会第6会議室において、朝日大学12期生で大阪歯科大学口腔衛生学講座非常勤講師の安田恵理子先生をお招きし、「産業歯科保健の最近の動向」という演題で講演して頂きました。
【講演要旨】
歯科では、各ライフステージにおいて課題があり、母子保健、学校保健、高齢者保健等、法律で規定された取り組みを行っている。しかしながら、就労者世代に対する歯科保健としては、職業起因性の歯科疾患のみが労働安全衛生法で規定されているだけである。
令和2年12月に、厚生労働省労働基準局から『有害な業務における歯科医師による健康診断等の実施の徹底について』という通達が全国の労基署に出された。その内容は『事業場に対して幅広く周知・指導を行い、歯科健診及びその結果に基づく事後措置並びに歯科健診の結果報告が行われるように』とされている。また、令和4年10月からは、労働者数50人未満の事業場でも歯科医師による特殊健診結果の報告が義務化されるようになった(以前は、報告義務は50人以上の事業場のみ)。
このように、健康施策が大きく改正されていく中で、産業保健や行政が関わるだけでなく、歯科としても歯科臨床の現場の中で健康に貢献することを求められており、非常に重要な役割を担っている。
令和4年3月には公益社団法人日本産業衛生学会近畿地方において安田恵理子先生を初代部会長として産業歯科保健部会が設立されました。開業医の先生を含め歯科関係者は勿論、産業医・保健師・看護師の入会者も半数以上を占め、多職種連携での研鑽・交流ができる場として活動を始動しています。
今回の講演は、今後依頼が増えると思われる歯科の特殊健診(酸蝕症検診等)の実際の取り組み方について、また今後求められるTHP(トータルヘルスプロモーション)の考え方を踏まえた歯科健診についてわかりやすくお話をしていただきました。今後の会員の先生方の活動に大いに役立つものと思われます。
折からの新型コロナ感染症第6波の感染者数が減少してきた令和4年5月22日(日)、なにわ愛歯会は心斎橋のフランス料理店ヴァンサンク・ブランシュにおいて、第3回懇親会を開催いたしました。
今回は株式会社歯愛メディカルの代表者&CEOであり本学の9期卒業生でもある清水清人先生に「歯愛メディカルの創業、これから」をテーマにご講演をして頂きました。
本部同窓会より伊藤千寿代副会長、本会より木田眞敏会長、𠮷永正富顧問、そしてなんと大阪府歯科医師会の深田拓司会長にもご臨席の栄を賜りました。他に京都府支部、滋賀県支部、兵庫県支部の先生方、また喜ばしいことに今春卒業され歯科医師国家試験に合格されたばかりのフレッシュな先生にもご出席いただくことができました。参加者25名、美味しいお料理を頂きながら歓談し楽しい時間を過ごしました。
次回、第4回懇親会は来春5月21日(日)を予定しております。多くの女性会員の先生方のご参加をお待ち申し上げます。
令和4年4月24日(日)11時から府歯第6会議室において標記定例総会が開催された。上田専務司会のもと小倉常務理事が開会の辞を述べ、木田会長が挨拶に立った。
木田会長挨拶(要旨)
本日は3つの議案を上程させていただいている。慎重にご審議いただきたい。
昨年から会長職を拝命し、ちょうど1年が経過した。今後も安心して診療できる体制を府歯とともに築いていきたいと考えている。
大阪府同窓会の会員数は1100名を超えた。大歯大に次ぐ勢力となっている。しかしながら過去には「足並みが揃っていない」「近隣の先生方によく迷惑をかける大学だ」といった声を耳にした。歯科医師の子弟が少ない大学であったことが起因したかもしれないが。
今となっては大学も同窓会も成熟し、現在5名の府歯役員を輩出している。また府歯六会の役員、地区代表者等たくさんの先生方にご活躍いただいている。皆様方のご協力によりますます大きな力を結集したくお願い申し上げる。
尚、当面の課題として会費徴収の問題がある。事業をするにはお金がかかる。どのようにすれば効率的に会費が徴収できるのか、何かいい方策があればご教示のほどお願いしたい。
議長に野口監事が指名され、物故会員への黙祷、会務報告のあと協議がなされた。
①令和3年度会計収支決算及び監査報告 ②令和4年度事業計画 ③令和4年度会計収支予算 について協議され全会一致で可決承認された。
続いて、森川日歯連盟常任理事より報告があり、中央での状況について解説があった。
次に連絡事項として村橋委員長から在阪歯科大学役員懇談会について協力要請があった。今年度は我々朝日大学が当番校となる。
在阪歯科大学役員懇談会について
〇在阪23校の同窓会により組織される。
〇毎年12月に開催されるが、2年に1度は府歯会長選挙の推薦状を取りまとめている。
〇コロナ禍において運営上さまざまな問題がでてきている。
・大学によっては同窓会未入会者が増え、また卒業生も減少。
・開催意義に関しての疑問があり理解が得られない。
・当番校の負担が大きく、在阪脱退を防ぐための方策が必要。
〇10月8日(土)15時~ 府歯第6会議室にて役員打ち合わせ会(準備会)を開催する。
〇12月10日(土)18時~ リーガロイヤルホテルにて本番。
その他、連絡事項として
〇9月17日(土)
16時~ 府歯第6会議室にて学術講演会。安田恵理子先生(産業歯科医)による講演会を開催。
18時~ シェラトン都ホテルにて会員の集いを行う。
最後に鍋 選挙管理委員長が閉会の辞を述べ、令和3年度定例総会は盛会裏に終了した。
令和3年度の学術講演会は新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、令和4年2月12日から2月27日までのWeb開催としました。
講師には朝日大学12期生で大阪市内にて歯内療法専門医院を開設されている牛窪 敏博先生をお招きし【大臼歯におけるエンドのクリニカルマネージメント】という演題で講演して頂きました。
[講演要旨]
大臼歯の解剖学的特徴、根管治療での手順と注意点、偶発症への対応などについて文献や臨床例からCBCT像、治療時の動画等を使用し解説があった。上顎大臼歯の根管形態、特に第一大臼歯の近心頬側根のMB2といわれる第二根管の存在に注意し処置をすることや、MB1とMB2の間のイスマスへの対応には、切削器具より超音波器具の使用や、上顎臼歯部は解剖学的に上顎洞との関連、フェネストレーションの存在も意識しながら治療を行う必要もある。上顎第二大臼歯は第一大臼歯と比較して癒合歯が多い。近心頬側根と口蓋根との癒合が一番多く、続いて近心頬側根と遠心頬側根との癒合で術前の根管形態の診断が重要である。
下顎大臼歯ではアウトライン(外形形成)の形、遠心舌側根の湾曲等根管形態に注意する。下顎第一大臼歯の近心頬側根のイスマス、若年者は近心頬側根と近心舌側根間にMM根の存在に注意する。
根管形成時での注意点として回転切削器具や超音波器具を用いての根管形成や、作業長測定時での注意点、湾曲根管への対応、仕上げ形成の重要性等の説明。大臼歯の湾曲根管での根管充填では、開口量の確保が不足で器具操作が困難、またテーパーの付与が困難な症例では、シンプルな方法で行われるシングルポイント法の推奨。シングルポイント法では水和反応で硬化するバイオセラミックを含んだシーラーを用いる。
偶発症への対応として、湾曲根管やレッジの対応ではバイパスの形成後マルテンサイトファイルを使用。その時にプレカーブを付与しコールドスプレーで維持したまま使用する方法。破折ファイル除去の方法、パーフォレーションの対応、その他日々臨床で直面するエンドの難症例等について、経験豊富な歯内療法専門医として、臨床的な観点だけではなく、基礎的な視点からも解説いただき、とても示唆に富んだ講演であった。
同窓会学術部では今後も会員の皆様方に学術情報を発信していく所存でございます。今後ともよろしくお願いいたします。
令和3年12月19日(日)午前10時より大阪府歯科医師会館第6会議室において、大阪府歯科医師会常務理事の寺澤一男先生を講師にお招きし、令和3年度朝日大学歯学部大阪府同窓会医療保険講習会を開催いたしました。新型コロナウイルス感染拡大中でしたが昨年12月は、オミクロン株が拡がる前の第5波と第6波の間の感染者数が比較的少ない時期であり、感染対策に留意した上で実施することができました。平素、社保講習会は歯科医師会各地区で開催されますが中止や延期が相次ぎ、その中での当会での開催となり、出席者が多くほぼ満席となりました。
講演内容は、期中導入された前歯CAD/CAM冠、磁性アタッチメントにはじまり、施設基準、口腔衛生管理加算の見直し、訪衛指、新設象牙質レジンコーティングとHys処置の留意事項、再ENDあるある、歯周病の重症化予防とSPT、抜歯に伴うBr除去、下顎総義歯新製時の軟性材料など、その他にも盛りだくさんの多岐にわたる項目についてご説明いただきました。質疑応答でも多くの質問があり聴講者の関心の高さがうかがえました。
今回の講習会では臨床全般にわたり重要な、また見落としやすいポイントを解かりやすく寺澤先生が説明してくださいましたので、保険点数算定の再確認ができ、さらに新たな知見も得られ、明日からの臨床を行うのに有益な講習会となりました。大きな保険改正がなくとも毎年、医療保険講習会を受講することは適切な診療報酬を得るために重要です。今後も朝日大学歯学部大阪府同窓会の医療保険講習会にご参加のほどよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、ご講演いただきました寺澤一男先生にはご多忙の中、貴重なる示唆に富むご講演をいただき誠にありがとうございました。この稿をお借りして感謝申し上げるとともに今後の更なるご活躍とご発展をお祈りいたします。
令和元年5月「第1回懇親会」を華々しく開催いたしました。しかし翌年5月に予定しておりました懇親会はコロナ禍の緊急事態宣言により中止となりました。
令和3年5月に「第2回懇親会」を開催すべく案内状を発送させていただきましたが、これも緊急事態宣言により延期に。そして11月23日、ようやく「天王殿」にて20名の参加者を迎え無事に開催することができました。
今回の講演会のテーマは紅林和秀先生による「歯科疾患とアンチエイジング」。
当日は同窓会本部から伊藤千寿代副会長、大阪府同窓会の木田眞敏会長をはじめとする役員先生方にご臨席を賜り、さらに京都府支部ならびに兵庫県支部の先生方にもご出席いただき、美味しいお料理を堪能しました。
尚、「第3回懇親会」は今春5月22日に開催いたします。ゲストに株式会社 歯愛メディカル代表取締役社長 清水清人先生(9期生)をお迎えいたします。
多くの同窓の先生方のご参加をお願い申し上げます。
令和3年10月24日(日)シェラトン都ホテル大阪において「大阪府歯科医師会と朝日大学歯学部大阪府同窓会との懇談会」が開催された。
冒頭、挨拶に立った木田会長は「コロナ禍ではあるが、どうしても皆様とお会いしてお話ししたかった」とした上で次のように述べた。
木田会長挨拶(要旨)
今から16年前に私は府歯 深田会長と出会った。とても懐が深い方という印象をもった。その後、親しくお付き合いさせていただき、府歯の会長となられる際には全面的にバックアップさせていただきたいとお約束した。
その昔、岡先生が府歯会長をしておられる頃には朝日大学出身の先生は府歯役員において理事に就任するのが精一杯の状況であった。それが現在では私が府歯副会長を拝命しているほか、河村先生、若野先生、岩永先生がそれぞれ常務理事・理事に就任しておられ、中西先生は代議員会議長をしておられる。それに加え、府歯六会においても多くの先生方が副理事長・常務理事・理事としてご活躍されている。
大阪府において公衆衛生活動を遂行していく上では、府歯と同窓会が一体となり強い絆で力を発揮することが重要であると考える。今後とも同窓会の皆様のお力添えをお願いしたい。
これを受け深田府歯会長が以下のとおり挨拶した。
深田府歯会長挨拶(要旨)
日頃より朝日大学ご出身の先生方には大変ご尽力いただき感謝申し上げる。私と木田先生はプライベートでも非常に親しくさせていただいている。その木田先生をはじめとするたくさんの先生方に、様々な分野で多岐にわたりお世話いただいている。心強い限りだ。
さて、2025年に大阪府歯科医師会は創立100周年を迎える。まさに大阪万博の年である。今後も府民の方々の健康増進のためさらなる事業展開をしていかねばならないと考えている。
今、世の中を生きていく上で多様な価値観と遭遇することがある。予想がつかない、複雑で曖昧な価値観である。しかし対話にて包括していくことで相互理解を得ることができる。そういった意味でも一同が会し友情を深めることが肝要であるかと感じている。
今後ますます府歯会務にご協力いただくことをお願い申し上げる。
この後、府歯 林 専務理事が日本歯科医師会からの報告を行った。
林 専務は日歯において社会保険担当の常務理事を務められ、同時に中医協委員としてまさに中央で活躍されている。
この日はオンライン資格確認の導入状況、改定にあたっての基本認識について、「骨太の方針2021」に対する日歯の改定基本方針、コロナに係る診療報酬上の取り扱い等について資料をもとに丁寧に報告いただいた。
最後に木田会長が謝辞を述べ、全員で記念写真を撮影し、懇談会は終了した。