会長挨拶

 朝日大学歯学部大阪府同窓会会員の皆様におかれましては、日々ご健勝にお過ごしのことと心よりお慶び申し上げます。平素は同窓会各事業ならびに会務運営に対し、多大なるご理解、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 さて、現在大阪府同窓会の会員数は1100名を超え、大阪府では大阪歯科大学に次ぐ大きな勢力となっています。過去には「足並みが揃っていない」「協調性にかける」といった声も耳にしたこともありますが、歯科医師の子弟が少ない大学であったことが起因していたかもしれません。しかし大学も同窓会も成熟し、現在5名の府歯役員を輩出しています。さらに府歯六会の役員、地区代表者等数多くの先生方にご活躍いただいており、子弟が朝日大学を卒業した、あるいは現在通っているといった同窓もたくさんおられます。

 昨年度の同窓会活動として特筆すべき事項は「在阪各歯科大学同窓会役員懇談会」を当番校として取仕切らせていただいたことです。我々を含めた23校の同窓会幹部が集まり、次期府歯会長の推薦等を協議、そして府歯会長、専務を交えた懇親会を開催するという重責を担いました。各大学の代表者による準備会では、懇親会や当番校の在り方などについてさまざまな諸問題が提議され議論がなされました。当会の役員がそれぞれの持ち場で才覚を発揮し、当番校としての役目を無事果たすことができた事は我々同窓会として非常に大きな喜び、そして自信につながりました。

 また、台風やコロナにより中止していた会員親睦会「会員の集い」を3年ぶりに開催いたしました。多くの同窓会会員、そしてフレッシュな新入会員の皆様に参集していただき、ともに楽しい一夕を過ごし、同窓会の明るい未来を垣間見ることができました。

 昨今、歯科医師会未入会問題が頻発しています。母子健診事業や学校健診事業、そういった地域歯科保健に携わるためには入会は必須となります。後期高齢者歯科健診事業等も同様です。さまざまな課題に対し今後は同窓会・歯科医師会・大学、この3本の矢が更に強く結束しなければなりません。そして多様化する歯科医師の生涯研修を提供する事を求められる時代となってくると考えております。

 2025年には、この大阪の地で万博が開催されます。大阪もますます活生化されると思います。明るい未来を期待しつつ、今後ともますますの歯科医師会事業、同窓会活動へのご協力をお願い申し上げます。

朝日大学歯学部大阪府同窓会
会長 木田 眞敏

大阪府歯科医師会との懇談会より

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