令和5年10月14日(土)午後4時30分(学術講演会終了後)、ホテルモントレグラスミア大阪にて第3回理事会が開催された。
理事会に先立ち、朝日大学 山内教授から「歯学部の近況報告」があった。
山内教授近況報告(要旨)
今年度の入試結果において大阪府の高校から入学した者は29名であった。愛知県が32名、兵庫県が12名、岐阜県が8名。在学生の割合でいうと愛知県が19%、大阪府が17%、岐阜県15%、兵庫県13%となっている。東海地区と近畿地区の在学生が4分の3を占めている。
尚、女子学生の割合が本学は34.3%となっており、これは意外と低い数字である。大歯、東歯、昭和だと50%を超えており、国公立大だと50%だとか60%という数字になっている。これは以前の薬学部の動向と似ている。都会になるほど女子学生が多くなる傾向にある。
また、初年度の授業料を半額の95万円とし、6年間で1790万円という額にした。明海と同様に一番低い額に設定された。一番高額な大学は約3200万円であり、6年間で1400万円の差がでてくる。
国試合格率は今年の新卒は86%。直近6年間の合格者数は東歯、大歯に次ぐ3番目となる。6年間で合格するストレート合格率は私立では東歯、昭和が70%を超え、朝日は56.2%という3番目に位置する。国公立大とあまり変わらない数字であり、教育の効果がでており、自慢していいことだと思っている。
山内教授の近況報告の後、外山専務司会進行のもと理事会が行われた。今回はすぐ後に来賓や新入会員をお迎えした「会員の集い」が開催されるため、会長挨拶ならびに協議事項を割愛した。しかし「会員の集い」が盛会裏に行われるよう細部にわたり説明があり集いに備えた。
報告事項
協議事項
1.会員の集いについて(新入会員歓迎会)
2.社保講習会に関して
3.在阪各歯科大学同窓会会議について
4.日歯連盟からのお知らせ(森川日歯連盟常務)
5.会員の集いの流れ(木田会長)
6.八尾地区同窓会
次回理事会 2023年12月 ZOOM会議を予定。
令和5年8月6日(日)午前10時から大阪府歯科医師会館第3会議室において第2回理事会が開催された。
外山専務司会のもと、木田会長があいさつに立った。
会長挨拶(要旨)
本日は理事の先生方にはお休みのところ朝早くからご参集いただき感謝申し上げる。
さて、7月8日に近北の会長専務会があり、初めて府歯専務として会長専務会に出席した。近北というのは大阪、京都、富山、滋賀、石川、和歌山、福井、奈良、兵庫の2府7県の役員連絡協議会があり、今年は8月26日(土)に兵庫県歯が担当で開催される。これに関し事前に会長専務会にて協議題と話し合うことになっている。協議題は数題あり、ある県から指導大綱について話があった。その県には500余件の歯科医療施設が存在し、ほとんどが県歯会員らしい。未入会は一握りしかいないと言われていた。この500余の施設の内、集団的個別指導には点数上位から数%かの割合で呼ばれるので、同じメンバーばかりが指導に当たってしまう。これが何とかならないかと協議を行った。指導大綱に関してはなかなか歯科だけでは難しく、やはり医科や調剤などと協働して協議すべきである。しかも法律なので変えることが難しいと考えられる。
その他終身会員についてだが、ある県歯は非常に面白い仕組みを作っている。70歳以上の会員が保険売上月100万円未満だったら会費は月額1,000円、ということは12ヶ月で12,000円。200万未満、20万点未満だったら月3,000円で年間36,000円。30万点以下、300万以下だったら月7,000円で84,000円。それで40万点、400万以下だったら月額11,000円。400万円以上だったら月に15,000円がかかってくる。これは所得別会費で、定額会費は9万円。9万円と少なくとも所得会費が12,000円ということは、9万円プラス12,000円は絶対にかかる。70歳で超えて毎月40万点以上ある人は年間に27万円も支払うことになる。現在の大阪府の終身会員の会費は、70歳以上で25年以上所属された会員の先生方を終身会員として、定額会費102,000円の3分の1なので34,000円となっている。70歳以上の先生が40万点上げても年間33,000円。これが他県に行くと27万円。やはり各県によって全然違うのだと思った。
尚、大阪からは2つ協議題を出している。1つは国民皆保険制度を維持するための社会保障費の財源確保について。それともう1つは医療DXの推進に関する歯科医療機関への助成金について。この2題を提出している。
今年、同窓会長2期目となり、今期より府歯専務理事も拝命した。府歯は100周年に向かうが、地区懇や地区代表者会も開催される。いろんな議題に対し前向きに精一杯努力をしている。専務室に居ることも多いので、何かあればもちろんお越しいただき相談していただければと思う。朝日の同窓会の会員数が1100人。個別指導や医事相談など様々なトラブルを抱えることもあるかと想像できる。しかしできるだけ早く言っていただければそれぞれの対応をしたいと考えている。
今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げる。
報告事項
協議事項
1.学術講演会と会員の集い(新入会員歓迎会) 10月14日(土)ホテルモントレグラスミア大阪にて開催
2.ホームページ改修状況について(広報)
3.会費納入方法構築の件について(会計)
4.各LINEグループ作成状況
5.内規・書類整備について
6.医療保険講習会について。
7.その他
連絡事項
その他(閉院後の同窓会費について)
この中で伊藤相談役は「個別指導や集団指導については、患者さんからのクレーム、平均点数がポイントとなってくる」とご自身の経験をもとに理事各位に「充分に気を付けて診療にあたるよう」と呼びかけた。
最後に堀田副会長が「日曜日の朝からのご出席に感謝申し上げる。今後もたくさんの行事や事業がある。皆様にはますますのご協力、お力添えをいただくようお願い申し上げる」と閉会の言葉を述べ第2回理事会は終了した。
※理事会会議録(詳細)は「理事者ページ」に掲載。
令和5年6月25日(日)午前11時から府歯第6会議室において令和5年度の第1回目の理事会が開催された。
進行役の外山専務が「開会に先立ち一言ご報告申し上げる。昨日、府歯代議員会ならびに府歯理事会が開催された。そこで当会の木田会長が府歯専務理事に就任されることになった」と披露した。それを受け木田会長は挨拶に立ち、次のように述べた。
木田会長挨拶(要旨)
日曜日の早朝よりご足労をおかけし感謝申し上げる。たくさんの先輩先生方にもお忙しい中、駆けつけていただき重ねてお礼申し上げる。
先ほど専務から紹介があったが、昨日府歯において新しい執行部が決まり、専務理事をお受けすることになった。大阪の専務というのはひじょうに大変な役職であり固辞してきたが、この度拝命する運びとなった。しかし朝日大学出身の先生方が府歯役員にはたくさんおられる。府歯執行部が一丸となり会員先生方が安心して診療できる環境をさらに充実させるべく努力したい。
同窓会に関しては、昨年は在阪各歯科大学同窓会役員懇談会を当番校として無事に開催することができた。我々同窓会の大きな事業であったが、各分野で皆様のお力添えをいただき見事に成し遂げることができた。今後とも同窓会が一つになって新しい方向に向かうよう尽力したい。
今年度は大先輩の先生方ならびに若い先生方に執行部に入っていただいた。我々同窓会と府歯が力を合わせ、充実した歯科医師人生が送れるよう頑張ってまいりたい。今後もさらなるご協力をお願い申し上げる。
報告事項
1.対外関係
2.対内関係
協議事項
1.学術講演会と会員の集い(新入会員歓迎会)10月14日(土) ホテルモントレグラスミアにて開催
2.ホームページ改修について
いち早く会員へ情報提供を行うことを目指す。 その他ホームページの活用案を会員より意見を募集。
3.会費納入方法構築の件
会費収納率が低い。会費納入を会員へ協力してもらうよう各理事へ依頼。承諾書の簡素化も検討。
4.訃報時の対応について
会員本人(会費納入者)のみ供花と弔電。後日報告の際はお線香など送付とし、家族への弔電や御線 香の送付は廃止とする。
5.各LINEグループ作成状態
各部署で作成中。
6.同窓会タイムラインについて
各部署で管理者を決め管理する。
7.内規・書類整備
同窓会入会・退会の書類を作成予定。
連絡事項
この中でタイムラインについて外山専務から「タイムラインは新たに理事になられた方が少しでも素早く役職に馴染めるよう、また経験者であってもご自分の役割分担の再確認が容易にできるよう作成した。お配りした資料は印刷の都合上表紙となるシートだけだが、googleスプレッドシート上ではタスク②、③、④についてのシートもお作りしている。そこにはより詳細なタイムラインが載せており、今年で完成できるのではなく、新たな気づきが有ればどんどん追加しより良いマニュアル化が出来れば同窓会活動の強力な一助になると考えている。現在は一部の方を除き観覧モードとしているが、LINEグループで議論を揉んで頂き、各部署担当者が改編できるようにしたい」と説明した。
さらに会費納入については「私は都島区に所属しているが、朝日大学の卒業生は現在12名を数える。このうち会費納入者はたった4名。ここは丁寧な説明が必要と思い、最近直接顔を合わせる事ができた先生方4名とお話しし「先輩が仰るなら…」と会費納入の快諾を頂戴した。お話を伺うと「本部同窓会だけ払えば良いのだと思った」という声が聞かれた。理事の先生方におかれましてはどうか同窓の先生方とお会いする機会に少しお声掛けいただきたい」と呼びかけた。
また、伊藤相談役は「木田会長が府歯の専務理事になられた。皆様ご存知だと思うが、歴代専務は太田先生、深田先生、直近であれば林先生といった方々である。府歯専務というのは凄く大変な要職であり、謂れのある職務である。府歯の歴史にその名を残すことになる」とした上で、「会費の納入などは、ここにおられる方々はしっかり実行されているが、やはりお金がないと組織の運営は成り立たない。せめて会費に関しては理事各位の力をもって回収していかねばならない。木田会長は府歯専務として自分を犠牲にして府歯会員のために尽くされる。それに対して我々は会費の回収を筆頭としてますます協力していくべきではないだろうか」と1期生ならではの重みのある言葉で提言した。
最後に北埜副会長が「日曜日にもかかわらず多くの理事の先生方にご参集いただき感謝申し上げる。リモートではなかなか意見はでてこないが、このような対面の会議では活発な意見交換をすることができた。今後ますます同窓会活動が充実するよう皆様のご協力をお願いしたい」と閉会の言葉を述べ、第1回理事会が終了した。